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トップ/ 制作手法・料金 / 真空成形 / 真空成形とは?
現在真空成形は協力会社での対応とさせて頂いております。
真空成形とは、板状の樹脂に熱をかけることで軟化させ、
それを凸または凹型に押さえつけて樹脂と型の間の空気を下から吸うことで真空に近い状態を作り出し、型に樹脂を密着させて、
意図する形状を作り出す成形法です。
真空成形は、形状の簡単なスポイラーやオートバイのカウリングなどに用いられ、特にモデルの試作など造形物の片面だけを複製する場合には、安価で、
なおかつ短納期で製作することができます。
成形法の特性のため、複雑な形状の場合はディテールが出にくい、均等な厚みを再現することが出来ない、
基本的には片面しか出来ないなどの形状上の制約があります。
このような制約が問題になる場合には、真空注型の手法を用いる必要があります。 |
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ABS樹脂は、材料費が安価で、様々な型に対して成形を容易に行うことができますが、強度が高いため、
成形物を曲げた際に容易に割れてしまったり、ひびが入ってしまう場合があります。 |
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PP樹脂は、ABS樹脂よりも少し柔らかく、成形物を曲げたりする形状の変化にも柔軟に対応できます。剥離性が高いので、
他の部品を接着したり塗装を行うことには必ずしも適しているとはいえず、特殊な手法を用いる必要がある場合があります。 |
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