FRPのオス、メス型を用いてプレス成形する方法です。表裏とも平滑な面が得られ、肉厚が比較的均等なものが得られます。また、RIB、ボスはCO型に彫り込むことにより製作が可能です。アンダーカットにかんしても入り子対応で製作が可能です。型ができてしまえば、ハンドレイアップよりも成形サイクルが短縮されます。
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FRPによる製品製作方法

  GFRPによる一般的な製作工程

350Φ半球地震・噴火予知GPSアンテナカバー(標準肉厚2mm, 取り付け8ヶ所、アンダーカットあり)  コールドプレス成形 

工程 手順
1 (マスターモデル)
マスターモデル
3次元CADにより製品のデータ(フェイスデータ)を製作しCAMによりNCパスを出しNCマシンにより、加工を行います。
2 (ジグ・マスターモデル)
ジグ・マスターモデル

アンダーカット部取り付けは別途ジグをつくります。同様にCAMによりNCパスを出しNCマシンにより、加工を行います。

3 (CVCO型)
cv/co型

1で製作したマスターモデルを反転して雌型をとります。(写真CVCO型右)

雌型にシートワックス(ゴムのようなもの)を張り付け製品の肉厚をとります。それをさらに反転して凸型(写真CVCO型左)を製作します。

CVCO型の製作完了です。

4

(ジグ・CVCO型) ジグ・cv/co型

2で製作したマスターモデルを反転して 雌型をとります。(写真ジグ・CVCO型右)

雌型にシートワックス(ゴムのようなもの)を張り付け製品の肉厚をとります。それをさらに反転して凸型(写真ジグ・CVCO型左)を製作します。

ジグ・CVCO型の製作完了です。

5 成型
成型
3、4で製作したCVCO型をそれぞれ別個に成型します。
6 (FRP製品)
frp製品

成型後製品塗装加工・接着等の行程をへて製品完成です。


  ハンドレイアップ成形とは?

FRP(樹脂・ガラス繊維)をCV型の上で積層し、硬化した後に脱型する成形法です。

メリット・・・大型の成形品が常温、無圧でしかも簡易な型を用いて製造可能です。

デメリット・・・製品表面は平滑ですが、裏面はあまり綺麗ではなく、無圧のため肉厚が均等にはなりません。裏面にRIB、ボス等がある場合は、後付加工となります。

  コールドプレス成形とは?

ハンドレイアップがCV型にFRP(樹脂・ガラス繊維)を積層していくのに対しCV/CO型で押し出して成型する方法です。

メリット・・表裏とも平滑な面が得られ、肉厚が比較的均等なものが得られます。また、RIB、ボスはCO型に彫り込むことにより製作が可能です。アンダーカットにかんしても入り子対応で製作が可能です。型ができてしまえば、ハンドレイアップよりも成形サイクルが短縮されます。

デメリット・・・CV/CO製作なのでハンドレイアップに比べ型を1つ多く必要とします。

 

 

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